このページの最終更新:15th Mar 2005

所有楽器の紹介

このページの目的

このページは、にしだの所有楽器を紹介するものです。 それ以上の意味はまったくありません。写真が重いです、ご了承ください。

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所有楽器の一覧

 [ Festival ]  BUFFET CRAMPON (ビュッフェ・クランポン)  Bb管  Serial Number : 36152*
Festival
モデルに関しては、あまり詳しく説明する必要はないでしょう。 ビュッフェ・クランポン社の最上位モデルグループのひとつ、Festival です。普段は この楽器を使っています。
やはり、クランポン社が長年の間フラッグシップモデルとして注力しているだけあって、 音程・響きの均一性はピカイチです。吹奏感や反応も比較的軽く、楽器としての キャパティシの大きさを感じます。
この楽器はクランポン社の本国仕様なので、楽器ケースが元々からアタッシュケース タイプです。頑丈なのはありがたいのですが、日本で使用されるポシェットタイプの ケースと比べるとかさばるのが、難点といえば難点でしょうか。
 [ R-13 ]  BUFFET CRAMPON (ビュッフェ・クランポン)  Bb管  Serial Number : 36152*
R-13
モデルに関しても、あまり詳しく説明する必要はないでしょう。 ビュッフェ・クランポン社の主力モデル、R-13 です。
この楽器は、大阪市音楽団のH先生から推薦していただいたものです。あつかましくも 先生の自宅まで押しかけて試奏させてもらいました。先生の言葉を借りれば「類まれに見る ピッチのよさ」が特徴で、下から上まで、普通に吹いてもほとんどの音が ±10セント以内に入ってしまいます。さすがに最低音と喉音は限界がありますが、それでも このピッチと鳴りかたの均一さに何度も助けられました。
R-13の吹奏感や音色に関しては、すでに多くの方がレビューされていますので、あえて ここで詳しく述べる必要はないかと思います。ただ、この楽器固体の特徴だと思いますが 全体に音色が暗い感じがします。といっても、陰気な暗さではなく大人の渋さ、といったほうが よいかもしれません。なので、ポップス系などはあまり向いてないかもしれないです。 また、吹いたときの抵抗感が比較的大きいので、他人に吹いてもらうとその抵抗に 負けてしまうことがあります。僕自身も、疲れたときなどにその影響を受けることがあり 数少ない要注意項目となっています。
 [ (モデル不明) ]  Couesnon (ケノン)  Bb管  Serial Number : 2921*
Couesnon
7リング部分

フランスのメーカー、ケノン社の7リング管です。ケノン社といえば フリューゲルホルンに代表されるように、金管楽器のメーカーというイメージが強いですが、 かつては木管楽器も作っていたようです。ただし、自社生産なのかOEMなのかはわかりません。 この楽器は、その中では中〜上級モデルとして設定されたものらしいですが、当時の ラインナップがわからないので詳細は不明です。
この楽器の最大の特徴は、左手薬指のトーンホール(正面上から3番目)にもリングがあり、 そのサイドにサブトーンホールと呼ばれる小さなトーンホールがあることです。このような 特殊機構が採用される背景には、高音域での音の安定やこの近辺でのピッチの改善、あるいは 特殊なトリル運指の実現など、いくつかの目的があるのですが、この楽器の場合は どれが目的なのはあまりはっきりしません。
この楽器の最大の特徴(利点でもあり欠点でもある)は、全体にピッチが高目であることです。 特にクラリーノ音域の上半分が+20〜30セントとかなり高くなっています。音色が 比較的明るいこととあわせて、ソロフレーズやポップス系の音楽に向いているように 思います。逆に、パート同士で音を合わせるのは苦手かもしれません。
 [ O-VB (Vintage)]  ORSI (オルジ)  A管  Serial Number : ******
A-CLARINET
イタリアのメーカー、オルジ社のA管クラリネットです。色が 赤っぽいのは、本体が普通の楽器に使われるグラナディアではなく、ココボロという 木を使用しているためです。ベルがほかよりさらに赤い理由は不明です。おそらく 材料取りの関係だと思います。僕自身はちょっとしたアクセントと気に入っています。 この楽器には、Vintageという愛称がついていますが、ビンテージ品ではありません。 オルジ社の現行モデルです。
Bb管とA管は同じメーカーの同じモデルにすることが多いのですが、僕の場合は そもそもメーカーが(国籍まで)違う上に、材料も違う楽器にしました。これは、 グラナディアではない楽器を吹いてみたかったというのもありますし、吹奏楽で A管を使う場合、たいていはソロ楽器としての場面なので、あえてBb管と特徴の 異なる楽器にしたほうが変化が際立つのではないか、という判断もあります。 実際、この楽器は「ローマの松(吹奏楽版)」第三楽章(ジャニコロの松)の ソロのために購入したのですが、A管のしっとりとした雰囲気にココボロ管の 透明感がうまく乗って、印象的な演奏ができたと自負しています。
一般的にココボロ管は音が柔らかく音量が出ないといわれているようですが、 この楽器は音量に関してはほかの楽器に遜色はありません。ただし、音色が 優しい分だけ迫力は出にくいと思います。
 [ YCL681-II ]  YAMAHA (ヤマハ)  Es管  Serial Number : 00130*
Es-Clarinet
日本のメーカー、YAMAHAのEsクラリネットです。実際に バンドで演奏活動をしている場合でも、俗に特殊管と呼ばれるハーモニッククラリネットは ひとつのバンドで複数必要になることはあまりありません。ですから、バンドに1本 備品としてあればそれでいい場合が多いのですが、僕は偶然手に入れるチャンスがあったので 個人で持っています。
Esクラリネットは、一般的に音程がよくないといわれています。楽器が小さく 微妙なトーンホールなどの位置関係の変化が、音程の変化に大きく影響するのが 主な原因のようです。さらに、人間の指の大きさは大体決まっていますから、 運指が無理なくできるレイアウトにすると、やはりどこかに無理がきてしまうのでしょう。 そんな悪条件下にあって、さすが日本のYAMAHAというべきでしょうか、この楽器は 比較的音程のばらつきが少ないようです。それでもやっぱり、何も考えずに 吹いてしまうと、とんでもない音が出てしまうことは多々ありますが・・・。
 [ モデル名不詳 ]  AMATI (アマティ)  Bb管  Serial Number : 1028*
FullBoem-Clarinet
チェコのメーカー、アマティのフルベーム仕様のBbクラリネットです。 フルベームとは、通常のクラリネットが最低音が記音でミなのに対して、本体の延長と キイの追加により最低音をミ♭としたシステムです。アルトクラ、バスクラなどで 同様の仕様になっています。
実際のところ、世の中にこのシステムの楽器が出回っていない関係もあり、最低音の Des(記音ミ♭)を使う場面はまずありません。A管の読み替えをすれば、出てくる 可能性はありますが、その可能性もあまり高くはないでしょう。しいて利点を 挙げるとすれば、レジスタキイで上がったAs(記音シ♭)を出せることでしょうか。
この楽器は、ほかのBb管と比べると一回り重く、その分抵抗が強いというか 音が響きにくい印象があります。本体が長いだけでなく、キイが多い(最低音の キイのほか、Fis/Desの替え指キイ、左薬指のリングキイ付き)ことが影響していると 思います。抵抗感が大きいのにしたがって、音色もダークです。
さてこの楽器、出番はあるのでしょうか・・・?
 [ THREE STAR ]  CUNDY-BETTONEY (キャンディー・ベットニー)  Bb管  Serial Number : AN 211*
MetalClarinet
ロゴマーク

アメリカのメーカー、ベットニー社のメタルクラリネットです。 ベットニー社については少し調べてはいるのですが、今のところ詳細不明です。THREE STAR というのがおそらくモデルの名前かニックネームだと思われますが、もしかすると ブランドネームかもしれません。
メタルクラリネットは、20世紀前半ごろに「フルートが木製から金属製に変化したように、 クラリネットも木製から金属製に進化するのではないか」と考えた いくつかの楽器メーカーが、いろいろと試行錯誤しながら作ったものです。当時は主に 軍楽隊など苛酷な環境での演奏を中心に使用されていたようですが、金属製のA管なども 存在しているので、野外演奏を足がかりとしてほかの分野にも広がっていこうと していたようです。しかしながら、木管楽器を置き換えるにはいたりませんでした。 現在でもいくつかのメーカーが、金属製のクラリネットを作っているようですが、それらを 含めても結構珍しい存在だと思います。
この楽器、見た目が非常に細く見えますが、これは楽器の内径を普通の楽器と 合わせる一方で、金属ということで肉厚を適当な薄さにした結果です。逆にいうと、 普通の木管クラリネットがいかに分厚い本体になっているか、ということでもあります。 いずれにしても外側が細いため、トーンホールはすべて煙突のようなポストが 立っています。こうしないと、木管クラリネットと同じ位置にキイやトーンホールが こなくなり、持ち方や音色が根本的に変わってしまうのです。
本体が金属なので、硬い音になるのでは? と思われがちですが、実際に吹いてみると 木管クラリネットとほとんど変わらない音がします。肉厚が薄いためだと思うのですが、 高音域などはむしろ木管クラリネットより出しやすい感じさえします。ただし、 やはり音色に若干のくせがあるようで、木管クラリネットの中に混ざると 音がうまく混ざらすに飛び出してしまうことがあります。個人的には、 ジャズバンドなどで吹くと、ばっちり決まるように思ったりもします。
 [ (モデル不明) ]  CONN PAN AMERICA (コーン・パンナム)  Bb管  Serial Number : 14873*
RoseWood
ロゴマーク

アメリカのメーカー、コーン社のローズウッド管です。 コーン社は、本当のローズウッド管と、プラ管にローズウッドの化粧板を 貼ったものを作っています。この楽器は前者のようにみえますが、詳細は 未確認です。ただ、後者は数が少ない(3年ほどで生産中止になった)ので それはそれで珍しいものになります。
ローズウッドは、グラナディアに比べて密度が低い(といっても、木材の中では 非常に高密度で硬い)ので、グラナディア管に比べてやわらかく明るい音が するそうです。残念ながら、この楽器は購入時点では開放のFしかならない 故障状態で、それを確認してすぐに楽器屋に修理を依頼したため、実際の吹奏感などは 一切不明です。修理が終わったら、改めてじっくり吹いてみようと思います。
なお、音色感が世間一般の評判どおりであれば、この楽器は木管5重奏専用に 使おうと考えています。
 [ (モデル不明) ]  MARLY (マリー(?))  Bb管  Serial Number : 5023*
MARLYClarinet
ロゴマーク

フランス(?)のメーカー、マリー社のBb管です。 オーボエで有名なSML社のM(マリゴー)と関係がある という話も聞いたことがありますが、 詳細は不明です。普通のベーム式のキイシステムと ごく一般的なグラナディア材の本体の ごく一般的なつくりの楽器ですが、かなり年季が入っていて、キイのめっきがだいぶ 落ちてしまっています。しかも購入時にはバレルのマッピ側リングが紛失していたので、 手元にあった壊れたYAMAHAのプラ管のバレルから引っこ抜いてはめてあります。
長い時間をかけて吹き込まれた楽器だけあって、非常に軽快に反応します。逆にいうと 腑抜けてしまって抵抗感がない、ということかもしれません。この楽器は、自分が 吹くためではなく、初心者の指導の際に吹いてもらうために準備したもの、という 位置づけです。幸か不幸か、その意味での出番はあまりありません。
 [ (モデル不明) ]  CONN PAN AMERICA (コーン・パンナム)  Bb管  Serial Number : 13856*
PanAme.Clarinet
ロゴマーク

アメリカのメーカー、コーン社のプラスティック管です。プラ管といえば ほとんどがABS樹脂ですが、この楽器は表面の感触や重さからするとABS樹脂ではないような 感じもします。かといって、エボナイトだと日光などの影響で変色しやすいのですが その傾向はほとんど見られません。いずれにしても、なぞの多い楽器ということだけは 確かなようです。
もともと購入予定はなかったのですが、ローズウッド管を購入したところ「ローズウッド管の キイに修理痕があるので、この楽器から部品を取ってください」といってついてきました。 しかしローズウッド管の修理痕はほとんど目立たず、むしろメッキの違いから キイを入れ替えるのはあまり好ましくないと判断し、そのままにしてあります。その結果、 この楽器が丸々残ってしまったのです。
このような経緯なので、この楽器はまだ吹いたことがありません。まともに鳴る 状態なのかどうかも未確認です。おそらく、キイとタンポの調整でとりあえず鳴る状態には なると思うのですが・・・。
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