このページの最終更新:18th Oct 2001

リードの名前

リードの各部分の名前

リードは、ケーンと呼ばれる葦の一種を材料として作られています。その構造は、見た目と異なり 数ミクロンのオーダーの精度を持った、非常に繊細なものです。ここでは、そんな繊細なリードを 部分ごとに分けて見てみようと思います。
リードの名前 この図は、リードの各部分の名前を紹介したものです。習慣によって呼び名が違ったり、指している範囲が 微妙に違う場合もあるとは思いますが、ここではある程度一般的と思われる呼び方を紹介しています。
1.ティップ:リードの先端部分です。
2.ハート:リードの先端付近の中心部です。
3.エッジ:ハートの両脇の部分です。
4.サイド:リードの側面。エッジを含むこともあります。
5.バンプ:ハートから根元側へ続く、なだらかなカーブの部分です。
6.ショルダー(肩):表皮を削った部分です。
7.ストック:表皮のついた部分です。
8.ヒール(かかと):リードの一番根元の部分。ストックを含むことがあります。
9.フェイシング:リードの裏面にあたります。

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主な部分の役割

ここでは、上に述べたリードの各部分が、どのような役割を担っているのかを簡単に紹介します。

ティップは、息の流れは一番初めにあたる部分になります。したがって、ここが痛んでいると 息の流れがスムーズにいかないばかりか、音がならない原因にもなります。
ハートは、一番リードの中で音に直接影響します。この部分の振動が、クラリネットの音を創り出す 主役です。そして、この部分の振動を支えるのがエッジ、振動の反発力を与えるのがバンプの役割です。
このほか、ストックはリガチャーでリードをマウスピースに固定する際に重要ですし、フェイシングは リードが直接マウスピースに接触し、楽器本体へ流れ込む空気の流れも触れる、大事な部分に なってきます。

これらの名前は、知っていなくても楽器を吹くことに直接影響しません。しかし、リードのことを詳しく 語る上では避けて通ることはできません。せっかくの機会ですので、大雑把にでも知っておいて 損はないでしょう。

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