このページの最終更新:21th Oct 2004

違ったっていいじゃない

同じなら安心かもしれないけど

皆さんは、楽器やアクセサリーを買うとき、何を基準に 選んでいるでしょうか。また、楽器の構え方や演奏スタイルは どうでしょうか。
いま私たちを取り巻く環境は、幸いにも数多くの選択肢が 自由に選ぶことができる場合がほとんどです。しかし なぜかよくよく見てみるとみんな同じような選択をしていることが 結構あるのではないでしょうか。

現実には、選択肢がたくさんあるからこそどうしたらよいのか 分からなくなり、周りに合わせただけ、ということもあるでしょう。 また、周りと違うとだめなんじゃないか、といった思い込みで 同じようにしている、ということもあるかもしれません。
みんなと同じことで安心できる、というのは、日本人に 特に強い感覚のひとつのようです。迷った結果、その感覚に 頼ってしまうのはある意味し方のないことかもしれません。 しかし一方で、無理にあわさずに違いを残すことで、より 可能性を広げられることもあるのです。

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違うからこそできることもある

ひとつの例として、絵の具を考えてみましょう。
もし5本の絵の具のチューブがあったとしても、その5本がすべて 同じ青色だったとしたら、いくら混ぜても同じ青にしかなりません。 しかし、同じ青系統の色でも、青色、水色、群青色、藍色、紺色 の5色であったならば、その混ぜ方によってさまざまな青色を 作り出すことができます。青色、赤色、黄色、白色、黒色 の5色であれば、理論上はほとんどの色を作り出すことができます。

もちろん現実には、青系統の色を混ぜて作る色の違いは 微妙ですし、それが絵を描くのにどの程度役に立つのか、 あるいはその微妙な差を生かした絵が描けるのか、といった 別の問題は存在します。しかしここで考えて欲しいのは、 同じ青しかなかった場合、そもそも微妙な差すら生まれない、 ということです。
見方を変えれば、差がなければどうやったとしても同じ結果が 得られる、ということでもあります。工場などで同じものを 大量生産するのであれば、それはそれで有用かもしれませんが、 絵や音楽はそういうものではありません。

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ちょっと勇気を持って

もしかすると、周りと違うということにプレッシャーや 違和感を感じる人もいるかもしれません。しかし、すくなくとも ほかの人が違うからといって責めるようなことはせず、むしろ その違いを自分たちの表現に使うにはどうしたらいいかを考え、 うまく生かしていくことができれば、より豊かな音楽が 生み出せるかもしれません。そして、自分がその一翼を 担うことができれば、さらに充実した音楽になるのでは ないでしょうか。

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